維持費

軽自動車が人気なのは、軽自動車のメリットがあるからなのです。
その一つの要因としては、やはり維持費の安さというものが挙げられるでしょう。

そもそも軽自動車というカテゴライズは、日本独自のものなのです。海外ではこういった発想がないんですね。

それは国土というものが、日本よりも明らかに広いことから、排気量が660cc以下というような中型バイクよりもちょっと上の排気量の車を作っても、使いものにならないという発想があるからなのです。

さて、軽自動車のメリットである維持費の安さですが、そもそもこの維持費とは何でしょうか。

基本的に車を所有した場合、自動車税と重量税、自賠責保険といったものが掛かります。これは大抵の場合、車検を出す際にまとめて収めるものなのですが、これらのどれもが普通自動車と比較して遥かに安いのです。

自動車税は小型の普通自動車でも、29500円もの自動車税が掛かるものなのですが、軽自動車は7200円で済むのです。実に20000円以上も浮く計算になりますから、毎度の車検の際にこの差額分が生じるとなれば、かなり高いコストといえるのではないでしょうか。

他にも重量制に関しても一番安い普通車である0.5トン以下といったカテゴリーでも6300円の年間出費が存在しますが、軽自動車の場合には4400円といった金額で済ますことが出来るというのは、軽自動車のメリットといえるでしょう。